赤ちゃんたちはどうかな・・・ と覗いてみたら、グレー2匹が1匹の茶トラを枕にして寝ていた。
初めはただ寝ているんだろうなと思った。
しばらく見ていてもピクリともしない茶トラに不安になって2匹をどかしたら
ぐったりしていて、もう息をしていなかった。でも、まだ暖かかった・・・
もう一匹残った茶トラも弱々しかった。
朝はママを呼んで鳴きながらお乳を探していたのに
お乳のほうへ移動させても飲まない。吸うことができないほど弱っていた。
原因はチョコのおっぱいの出が悪いからなのか、あまりにもグレー達が元気で
おっぱい争いに加われなかったからなのか分からない。
チョコはきちんど子育てしていて、育児放棄したわけではなかった。
ぐったりした赤ちゃんを一生懸命舐めていたチョコ。
赤ちゃんも弱々しくではあるが刺激に反応して体を動かしたり、鳴いたりしていた。
残った茶トラの赤ちゃんを産室から出し、暖かいミルクを近づけてみた。
まだ、飲む元気は少しだけあった。
少し飲んで、ちょっと鳴いて口をあける茶トラ。
一生懸命赤ちゃんを舐めるチョコから茶トラをひき放すことはできず、
そのまま様子をみたが、夜になってやっぱり息を引き取ってしまった。
亡骸を産室から出そうとすると、チョコは1匹目と同じように亡くなった茶トラの首をくわえて産室に戻してしまう。死んでしまったことを理解できないチョコ。
それでもグレー達が鳴き始めると、すぐに産室の中の赤ちゃんたちにおっぱいをあげた。
すごい勢いで我先にとおっぱいに吸い付く。
ちょっと細かったとはいえ、昼すぎくらいまではこの中に茶トラの赤ちゃん達もいたのに。
庭に埋葬していたら、赤ちゃんの父親であるサバトラが鳴きながらやってきた。
サバトラに元気な赤ちゃんを見せてあげられなかったことが残念だ。
埋葬中、時々鳴きながらそばにいたサバトラ。
自分の子供だということが分かったかは謎だけれど、寂しげな顔をしていたかもしれない。
朝、チョコを見に行くと今までどおりグレー達の世話をしていた。
すぐに産室から抜け出そうとする背中が黒い子を、相変わらず連れ戻すのに忙しく、ゴハンもゆっくり食べられなそうなチョコ。
残った2匹の赤ちゃんは丸々と太り、とても元気だ。
1週間で3匹の子猫を失ってしまった。
子猫が育つのはそんなに大変なことなのか・・
目も耳も開いていなかった赤ちゃん達は、またどこかで新しい命を持って生まれてくるのだろうか。
その時は今度こそ強く、逞しく育って欲しい。
そして自分は残った子達を見守ることしかできないけれど、彼らが少しでも幸せを感じてくれるように頑張ろうと思う。

昨日の朝に撮影した最後の写真。左の子が先に亡くなってしまった。
どんな目の色をしていたのかな。可愛く育った姿を見たかった。


